四万十川の鮎釣りに関しまして私の独断と偏見で解説します。
四万十川の良いところ悪いところも書きますので一考していただければ幸いです。
解説 四万十川の釣り

r e t u r n

四万十川の鮎釣り場は釣り場紹介の方にも書いていますが大きく3つに分けてます。
その中で僕が四万十川らしい釣り場所と思うのは津賀の放水より下流です。 ではその理由を少々。

四万十川の鮎の魅力はなんと言っても引きのすごさです。一日に15匹でも釣れば体がバラバラになる感じがしちゃいます(^^ゞ 同じ魚体で檮原方面の鮎、松葉川方面の鮎、西土佐村方面の鮎とでは何故か違うのよね。
檮原方面の鮎はすべて放流鮎で下流の鮎とは体型は明らかに違いがあります。サイズが大きくなると掛かり鮎はなかなか姿を見せにくくなってきますが此はどこの河川でも同じだと思います。
また、松葉川方面の鮎は27cm位になると檮原方面の鮎と同じように他の河川の鮎と同じだと思います。多少引きは強いですね。

では、津賀の放水より下流、特に西土佐村半家方面の鮎についてちょっと違いがありますので紹介します。
四万十川には堰堤やダムがありその水量の関系で中下流では夏場表面水温が35℃にもなることも珍しくはありません。
窪川〜江川崎までの高低差は100m程しかなくいかにゆったりとした流れかが解ると思います。高知県から徳島県に流れる四国三郎の別名を持つ吉野川は激流ですごいですが四万十川はその逆ですね。だから回し水のように高水温になります。 夏場には高水温と酸素不足で鮎が流れることも度々あります。
流域が長いのに高低差が無いというのは流れは緩いが押しが強いです。此は鮎の体型にも変化が現れ寸胴で鼻が長く尻尾も長くなってきます。高水温の関係で体表はぬめりが無くなり鱗が出ますね。当然味の方も高水温になれば悪くなります。が、それを補う引きの強さに表れてきます。前年の一番はじめに生まれ最初に上ってくる元気いっぱいの鮎の中に顕著に表れてきます。
この鮎の殆どは縄張り意識がかなり強いと見えて海産特有?の縄張りを持ち始めます。24cmにもなれば2m四方は縄張り、もしかして4mとか思うほど意識しているように見受けます。 瀬の中では一番流れのきついところに一番良い鮎が縄張りを持ちますね。放流鮎は四万十川ではオモリが2匁ぐらいまでの所しか入ってないことが多いです。 ですので海産鮎を狙う場合殆ど同じ場所で何匹も釣れることは少ないです。 釣り方の違いも出ますね。普通に鮎を釣るなら釣った鮎が「エサ」になるから釣れる場所を狙うのだろうけど?四万十川の海産を狙う場合(特殊な)一匹の鮎を一時間も2時間も泳がすことにもなります。 瀬の中を5匁とか場合によって15匁のオモリを付け30分も曳く場合結構神経も使うし仕掛けにも工夫がいりますよね。

四万十川の海産鮎は大きくても27cm位までが多いですが30cmも釣れないことはないです。かなり無理はあるかも(^^ゞ
普段狙っているのが24cm〜27cm、平均サイズを大きくするなら松葉川や他の河川が良いかも。
掛かり鮎の大きさにばらつきがありますのでハナカン周りの仕掛けは移動式がベストだと思います。尻針は僕の場合瀬の中を何十分も泳がすことが多くなりますのでがっちりした返し付の尻針を使います。鮎の皮も硬く鱗も尻針を刺しにくくしていますので出来れば軟弱な尻針は使わない方が良いですね。 尻針がはずれるのは特に気を付けた方が無難です。外れればオトリ鮎が多少うわずることが多く掛かりにくくなります。特に9月後半の元気いっぱいの(水温が下がって)オトリは鮎が追ってきてもかわすことをやりますので。と、この時期なかなか思ったポイントに行かない場合そこには海産バリバリの鮎が縄張りを持っていることも多いです。30分ほどかけてやっと掛かったらアタリで5mも走っていたと言うのも珍しくないです。

四万十川の底石は多くの場所同じで岩盤(なめら)玉石です。ですが岩盤は大きくツマミ糸や水中糸を知らず知らずのうちに傷が付いています。僕の場合独特?な海産を狙う場合ハナカンから水中糸の繋ぎ目まで約60cm1.5号が有ります。今風な仕掛けではないです(^◇^;) 当然普通の仕掛けも使うけど。

もう一つ忘れてはならないことです。皆さんご存じだろうと思うけどオトリ缶の水合わせは必ずやってほしいです。高水温で一発で死にますよ。 曳舟も大きいに越したことはないです。普通の市販の曳舟では掛かり鮎を4匹も入れたら使って無くても死んできます。本流海産を狙うとき釣り場にも寄りますが玉網は袋玉が使いやすいですね。 曳舟を引っ張りながら掛かった鮎を取り込むのに下がるのは危険があります。 特に四万十川の岩盤は滑るぞ。

    

引き抜きは場所、魚体によって使うけど本流の海産では殆ど用事にならないです(^^ゞ 以前何回か9mの硬調クラスの竿で引き抜こうとしたが石浦からオトリ鮎すら出すことが出来なかった。そのあげくオトリ鮎もろとも流心に走っていき一機に切られたことは何十回もあります(ーー; 引き抜きをやるなら掛かった瞬間(目印に少し変化がある)に思いっきり竿を立ててその反動で鮎が水面に出るのでその時抜くしか方法は無かった。僕の腕が下手なだけかも(^^ゞ 

そうそう、元気いっぱいの海産は玉網の中から音も立てずに飛び出すことも多いので気を付けてくださいね。


本流だけ書いても四万十川らしくないって思う方もいるだろうから北川(新田、檮原)や松葉川のことも書くね。

北川や松葉川上流の大野見なんかは見釣りが出来ますよ。此はすごく勉強になるし驚かせられることが沢山あります。
それも大型の見釣りが出来るのでビックリしますよヾ(@^▽^@)ノわはは  思いっきり悔しい思いをするぜ(ーー;
松葉川や北川などはポイントが至る所にあって川全体がどこもポイントと言って良いと思います。瀬釣りも出来るしトロ場も多く色んな釣りが出来るので好みのポイントで竿出し出来ます。が、渇水になることも多く垢ぐされの時のポイント発見も楽しいです。 また、増水すればそれはそれは楽しい釣りが出来ることも多いです。

続くかも(^^ゞ